カキ円星落葉病 ◆
 主要な感染時期である5月上・中旬〜7月中旬に降雨が多いと本病の発生が多くなるので、とくに梅雨時期の薬剤による防除は欠かせない。本病に登録のある薬剤は多いが、ジマンダイセン水和剤やペンコゼブ水和剤400〜800倍、チオノックフロアブル500倍、キノンドー水和剤1,000倍をはじめとした有機銅剤、ベンズイミダゾール系剤のベンレート水和剤2,000〜3,000倍またはトップジンM水和剤1,000~1,500倍などが利用可能であり、有効である。これらのいずれかを予防的に散布すると有効である。