◆ モモ黒星病 ◆ 例年発生の見られる園では休眠期に石灰硫黄合剤10倍を散布する。一般には本病の防除対策として落花後10日後から6月中旬頃まで防除が必要である。その後、落花10日後頃にはチオノックフロアブルまたはトレノックスフロアブル500倍、この後、約10日間隔でコロナフロアブル400倍、ジマンダイセン水和剤またはペンコゼブ水和剤600倍を定期的に散布する必要がある。その後はホモプシス腐敗病の重点防除時期に入るので、黒星病防除としての特別な散布は不要である。